2022年 株式市場急落~含み損に苦しむ個人投資家へ~

投資哲学

2022年、年初から株式市場が下落しています。

年初から多額の含み損を抱えて「もう証券口座も見たくない!」という方もいるかもしれません。

日本株市場は日経平均、TOPIXが調整、マザーズに到っては1000ポイント付近から700ポイントを切るかという暴落級の下げ。

米国市場に関してもダウ平均、S&P500指数、ナスダック総合指数など主だった指数が下落しています。

Twitterでは多くの個人投資家の方々が下落に苦しむツイートをしているのを見受けられます。

私は株式市場が下落、調整する度に意識していることがあります。

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「自分は何のために投資をしているのか」

ということです。

どうしてこの銘柄を購入したのか、なぜつみたてNISAを始めたのか。など…

そして、投資によって自分の人生にどのような良い影響を与えたいのかを改めて考えるようにしています。

投資手法、経験、状況は人によって様々です。

例えば

・投資を始めたばかりで右も左もわからないからとりあえず積立NISAを始めた。

・定年までに資産2000万円を達成したいから全世界株式のインデックス投資を継続している。

・給与所得以外の毎月のキャッシュフローを増やしたいために高配当株を所有している。

・比較的若いうちに億り人を目指すためにレバレッジETFやレバレッジ投信を所有している。

など・・・

また、資産額や年齢、独身or既婚、子どもの有無、安定した収入を得ているか…など

その人が置かれている状況は様々で、それに応じてリスク許容度も変わってきます。

比較的リスクをとりやすい方は

・20代、30代といった比較的若い方

・独身

・子どもがいない方

・安定した給与収入がある方

といった状況にある人です。

逆に比較的リスクをとりにくい方は

・仕事をリタイヤし、年金で生活している高齢の方

・家族を扶養している方

・子どもがおり教育費を捻出しなければならない状況にある方(子どもの人数によっても変わる)

・安定した給与収入がない方

といった具合でしょうか

このように自分が置かれている状況を考慮し、適切な投資手法を選択していきたいものですね。

まとめ

自分が何のために投資しているのか考え、投資方針を明確にし自分の中で軸をつくっておくことが大切ではないでしょうか。

自分の中の軸がぶれているとYouTubeの投資動画やSNSのインフルエンサーなどに影響を受けて、

狼狽売りや自分の投資方針には適してない商品を購入してしまうといった事態を引き起こしてしまうかもしれません。

例えば、安定した収入を確保できておりインカムゲインは求めていないのにボラティリティが低い高配当株を買ってしまう。

リスク許容度が高くないのに「ここが大底だ!」と考え(大抵ほとんど当たらない)ハイレバレッジ商品を買ってしまう。

市場調整時、暴落時に自分の中であらかじめ決めておいたルールを破り、慌てて投げ売ってしまうことは避けたいですね。

余計な売買を行い、結果としてリターンを下げてしまうということになりがちです。

相場が良くない時期こそ自分が何のために投資をしているのか振り返り将来的に良い投資結果を得られるように心掛けたいですね。

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