しないことリストを読んでみた感想~その2~

雑記

しないことリストを読んでみた~その1~に続いて本書を読んで考えたこと感じたことを記していこうと思う

「中学や高校で習う数学や古典なんかの勉強なんて、社会に出てからはまったく役に立たない」という人がたまにいるけれど、学校で勉強をする意味の一つは「自分で何かを調べて知識を得ることの練習」だ。

しないことリスト Chapter1

確かに社会に出てから学校で勉強した古文、漢文、世界史などの知識が直接的に役立った経験はない。

著者はどうやって知識を得るかの訓練を積む場が学校であるというスタンスである。

確かに知識そのものを定着させることも大切だが、どうやったら目的の知識や情報を得られるのか、その訓練の方がより重要ということ。

どうやったら答えや解決へたどり着くかの練習が学校教育ということで、それは社会人になってからも役に立つと思う。

知識を得ることとは少し異なるかもしれないけど、社会人になってもどうやったら課題を解決できるか考えたりPDCAサイクルを回したりと似たようなことを行うと思う。

文章を書くには、やっぱりたくさん文章を読んでいないと書けない。 1冊本を書くとき、その背後 には100冊くらいの読書量が必要だと思う。

しないことリスト Chapter1

クオリティが高いアウトプットのためには、大量のインプットが必要。

本を1冊だけ読んで満足していたら不十分。

インプットの質にこだわることは大切だとは思うけれども、何かの分野(数学でも化学でも投資でもなんでも良いが)の学び始めのフェーズでは大量の読書で型をつくることが重要

大量の読書で知識と知識が結びつき包括的理解につながる。

ある分野の型が出来上がってから、どんな情報をインプットしていくかを吟味する訳です。

型ができていないのにどんな情報や知識を吸収していくかを考えて判断するのにも苦労するでしょう。

私は大学、大学院のころには少なくとも年間50冊前後の書籍を読んでいた。

この時の読書に得られた知識の蓄積が現在の仕事やブログ執筆に活きていると感じる

投資本も投資を始めてから50冊程度は読了した。

ロバート・キヨサキ、ジェレミー・シーゲル、チャールズ・エリスなどの有名どころの本は大抵読了した。

まあ、投資に関しては、読書量に比例して投資スキルが向上していくものではないと感じている

水泳みたいに知識だけあっても実際に練習しなければうまく泳ぐことができないことと一緒で投資も実際に資金を市場に投入して失敗を経験しながらスキルアップしていくものじゃないのかな

本の紹介に限らず、ブログの記事や本なども、文章を書くときに僕は「 自分が深くわかりたいから文章を書く」というところがある。「これはひょっとしてこうなんじゃないか?」と頭の中で曖昧にもやもやしていることを、言語化して紙に書き出して文章にするというのは楽しいし、書き終わると頭の中が片づいた感じがしてとてもスッキリする。

しないことリスト Chapter1

誰しも頭の中がゴチャゴチャしていて思考がうまく定まらない時があると思う

いったい何に対して悩んでいるか自分でもよくわからない時は、頭の中に生まれてくる考えをどんどんメモ用紙に書きなぐる。丁寧にまとめる必要はない

すると自分が悩んでいることを視覚的、客観的に見れる

「なんだこんなことで自分は悩んでいたのか」とたいしたことがない場合もあると思う

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